Q レーシックや眼鏡の購入費用は、医療費控除の対象となりますか？
A レーシックの費用は医療費控除の対象となります。眼鏡の購入費用については、その目的により判断することになります。
レーシックの費用について
レーシックとは、レーザーを目の角膜に照射して、近視や乱視を矯正する手術のことをいいます。
この手術は、目の機能を医学的な方法で正常な状態に回復させるものとして認められています。そのため、そのため検査費用、手術費用などそれに係る費用は、医師の診療又は治療の対価として認められますので、レーシックの費用は医療費控除の対象となります。
眼鏡の購入費用について
医療費控除の対象となるかどうかの判断のポイントは、医師等の診療等を受けるために直接必要な費用かどうかです。
近視や乱視の矯正のための眼鏡の購入費用は、日常生活のためのものであり医師等の診療等を受けるために直接必要な費用とは言えませんので、医療費控除の対象とはなりません。
医療費控除の対象となるのは、例えば、斜視、白内障、緑内障などで手術後の機能回復のため短期間装用するものや、幼児の未発達視力を向上させるために装着するためのメガネの購入費用です。
これらは、治療のために必要なメガネとして医師の指示で購入するものです。
医師による治療に直接必要な費用と考えられますので、医療費控除の対象となります。
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